
2026.05.19
【ジョセフ・ペリエ】英国王室に愛された、端正なる「ロイヤル・シャンパーニュ」
1825年にジョセフ・ペリエによって設立されたこのメゾンは、かつてヴィクトリア女王やエドワード7世から絶大な信頼を寄せられ、現在も「キュヴェ・ロワイヤル」という誇り高き名を冠することを許されている数少ない名門です。創業から200年近く、大手資本に属することなく5世代にわたり家族経営を守り続けており、その誠実で温かみのあるワイン造りは、世界中の愛好家から「最も信頼できるシャンパーニュの一つ」として親しまれています。シャロン・アン・シャンパーニュの地に根を下ろし、王室の晩餐会を彩ってきたその気品は、今も変わることなく一本一本のボトルに宿っています。 生産規模は年間約80万本から100万本前後。世界的な知名度を誇りながらも、造り手の目が隅々まで行き届く「程よい規模感」を維持しているのが大きな強みです。自社畑を中心とした高品質なブドウを使用し、醸造プロセスでは一族に伝わる伝統的なレシピを忠実に守り続けています。特筆すべきは、ローマ時代から続くという歴史的な地下セラーでの熟成。一定の低温が保たれたこの静謐な空間で、ワインは時間をかけてゆっくりと眠りにつき、王室御用達にふさわしい洗練された泡立ちを育んでいくのです。 ワインのスタイルは、どこまでも端正で、誰からも愛される「クラシックな優雅さ」。フレッシュなシトラスやリンゴの香りに、熟成によるハチミツやナッツの香ばしさが優しく溶け込み、絶妙な調和を見せています。口に含めば、きめ細やかな泡が絹のように広がり、しっかりとした骨格がありながらも、後味には驚くほど軽やかで清らかな透明感が残ります。その上品なバランスは、乾杯のひとときから格式高いディナーの席まで、あらゆるシーンを華やかに、そして格式高く演出してくれます。 現在は創業200年を迎え、サステナブルな農法への転換など、次なる100年を見据えた進化を続けるジョセフ・ペリエ。派手な宣伝よりも、中身の誠実さと「王室に愛された誇り」を重んじるその姿勢。黄金色の雫がグラスの中で弾けるとき、そこにはかつての宮廷で楽しまれたのと変わらない、豊潤で気品に満ちた至福の時間が流れるはずです。
ジョセフ・ペリエ / キュヴェ・ロワイヤル ブリュット N.V.
凝縮した果実味に、イースト香のような複雑なニュアンス。英国王室御用達、ジョセフ・ペリエが造るエレガントなシャンパーニュ。
ジョセフ・ペリエ / キュヴェ・ロワイヤル ブリュット ロゼ N.V.
英国王室に愛された気品あるロゼ。赤系果実の爽やかな香りと繊細な泡が調和した、爽やかで気品溢れるシャンパーニュ。













