
2025.08.05
冷やして愉しむ赤ワイン
赤ワインは「常温で飲むもの」と思っていませんか? 確かに、温度が下がると甘みが落ち着き、酸味やタンニンが際立つため、赤ワインを冷やすのはタブーのように語られることも。 でも、それを逆手に取れば…驚くほど爽やかで軽やかな赤ワインの世界が広がります! 実は、果実味が豊かでタンニンが穏やかなタイプの赤ワインは、少し冷やすことでシャープな酸とキリッとした飲み心地が引き立ち、夏にぴったりの味わいに。 ここでは、冷たい温度帯でも美味しく楽しめる赤ワインを厳選してご紹介します!
赤だけどスパークリング!ボリューム感と清涼感を兼ね備えた夏の万能泡!
プラムやダークチェリー、完熟レッドベリーの濃密な果実味が、力強い泡とともに口中を快活に満たす。冷やすことで甘美な果実味が引き締まり、フレッシュで快活な美味しさがいっそう際立つ仕上がりの赤スパークリング。

ダーレンベルグ / ザ・ペパーミント・パドック スパークリング レッド N.V.
¥3,770 (税込)
スパークリング - 中辛口(セミドライ)シャンブルサン72%、シラー14%、グラシアーノ13%
オーストラリア/南オーストラリア州 /マクラーレン・ヴェール
ピーチの柔らかい果実味と、スーッと抜ける涼をほんのり感じられる夏向きの赤
世界的に品質の高さとコストパフォーマンスで注目を集める生産者カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ。フィラ ロッソはヴェネト州の豊かな陽光を受けた畑で育った土着品種を使用した、柔らかい果実味と穏やかな酸が魅力の赤ワイン。清涼を感じる夏にオススメしたい1本です。

ヴィニコラ・サルトーリ / フィラ ロッソ N.V.
濃厚だけど涼やか!冷やして楽しむ、スペインの太陽が育んだ赤
スペイン・フミーリャの地で、地元品種モナストレルの魅力を最大限に表現する「ボデガス・ルソン」。2022年の仕上がりは、ドライプルーンやダークチェリーのような凝縮された黒系果実のアロマ。バランスが良く、口当たりも柔らかいミディアムボディ。

ボデガス・ルソン / ラス・エルマーナス セレクション モナストレル 2022
やわらかな果実味に樽の香り。冷やしても映える、日本生まれのエレガント赤!
熊本県産のマスカット・ベーリーA使用。やさしい口当たりと穏やかな酸、そしてラズベリー、チェリー、ブルーベリーのフルーティな香りが印象的。さらに樽熟成によるほんのりとしたバニラ香やスパイス感が加わり、味わいに上品な厚みと深みをもたらしています。
ほんのり微発泡。フレッシュでチャーミングな夏に寄り添う赤ワイン
ピエモンテの名門ブライダが手がける微発泡の赤ワイン!微発泡のやさしい刺激が、全体をぐっと爽やかにまとめ上げます。アルコールは控えめで重すぎず、軽やかでジューシーなのに飲みごたえもしっかり。夏バテ気味の方にもオススメ◎
クラシカルなのに軽やか。トスカーナの風を感じる、涼やかなキアンティ
キアンティ・モンタルバーノは、DOCGに認定された希少なサブゾーンで生まれる、サンジョヴェーゼ主体の伝統派赤ワインです。口当たりは軽やかで、丸みを帯びたタンニンと品の良い渋み。しっかりした酸を備えているため、軽く冷やすことで引き締まった印象に変化します!

アルティミーノ / キアンティ・モンタルバーノ 2023
冷涼な湖が育む、緻密で洗練されたピノ・ノワール!静けさの中に秘めた気品と深み
オーストリア赤ワインの銘醸地ブルゲンラント。しなやかな酸とシルキーなタンニン、冷涼感あるフィニッシュが印象的な1本。ピノ・ノワールらしくスミレの香りや開いてくるとスパイス香も感じられます。
