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白ワインでも頭痛になる?|原因と対策

白ワインでも頭痛になる?|原因と対策

白ワインでも頭痛は起きます。原因は亜硫酸塩やヒスタミン、アルコール量など複数で、銘柄選びや飲み方の工夫で軽減できます。具体的な品種・温度・対策を紹介します。

なぜ白ワインで頭痛が起きるのか

頭痛の原因は人それぞれですが、白ワインで特に関係する要素を整理します。まず亜硫酸塩(SO2)はワインの保存に使われる添加物で、敏感な人には鼻づまりや頭痛を引き起こすことがあります(出典: U.S. Food and Drug Administration)。また、ヒスタミンやチラミンなどの生理活性アミンは、体質により頭痛を誘発することが示唆されています(出典: European Food Safety Authority)。さらにアルコールそのものの量や、脱水・空腹での飲酒、睡眠不足や二日酔い前段階の体調も影響します。

主な原因と特徴

  • 亜硫酸塩(SO2): 保存や酸化防止のために使用され、敏感な方は頭痛や呼吸症状を訴えることがある(出典: U.S. FDA)。
  • ヒスタミン・生理活性アミン: 発酵や熟成で蓄積されることがあり、頭痛のトリガーになる場合がある(出典: EFSA)。
  • アルコール度数: アルコール量が多いほど血管拡張や脱水を通じて頭痛リスクが上がる傾向がある。低め(10〜12%台)のワインが負担が少ないことがある。
  • 添加物や残留物・製法: 清澄剤や酵母由来の残留物、長期樽熟成なども体調に影響することがある。
  • 個人の体調: 空腹、睡眠不足、薬の服用、偏頭痛体質などが合わさると発症しやすい。

選び方・購入時のポイント

購入時にできる具体的な工夫です。ラベルでアルコール度数と添加物表記を確認し、可能なら『低硫黄』や『Sulfite free/低スルフィット』表示のある商品を選びます。価格帯は目的別に、デイリーに飲むなら1,500〜3,000円、試してみたいプレミアムは3,000〜5,000円を目安に探すと選択肢が広がります。

品種(白ブドウ品種)特徴価格帯提供温度(目安)
ソーヴィニヨン・ブラン爽やかな酸とハーブ感。軽やかで飲みやすい1,500〜3,000円7〜9°C(出典: 日本ソムリエ協会)
シャルドネ樽熟成でコクが出るタイプとステンレスでフレッシュなタイプがある2,000〜5,000円10〜13°C(出典: 日本ソムリエ協会)
リースリング酸が効きやすく、辛口から甘口まで幅広い。低アルコールのものもある1,500〜4,000円8〜10°C(出典: 日本ソムリエ協会)
ピノ・グリ/ピノ・グリージョ軽快で果実味がある。低負担で飲みやすい1,500〜3,000円7〜9°C(出典: 日本ソムリエ協会)
甲州日本産の白ブドウ品種。シュール・リーやステンレスで作るとフレッシュで優しい味わい1,500〜4,000円8〜10°C(出典: 日本ソムリエ協会)

楽しみ方・保存のコツ

飲むときはグラス一杯ごとに水を一口はさむ、または食事と一緒にゆっくり飲むことでアルコールの吸収が緩やかになり頭痛リスクが下がります。ペアリングをする際は味覚の同調・補完を意識すると、ワイン単体で飲むよりも負担感が減ることがあります。

  • 提供温度を守る: 軽めの白は7〜9°C、コクのある樽熟成は10〜13°C(出典: 日本ソムリエ協会)。
  • 空腹を避ける: 食事やナッツ・チーズと一緒に飲む。
  • 水分補給: ワイングラス1杯ごとに水を1杯挟むのが実践しやすい。
  • 開栓後の保存: 冷蔵庫で保管し、真空ポンプ等で密閉すれば数日は風味を保ちやすい。
  • 試飲記録をつける: どの品種・アルコール度数で症状が出るか記録する。

トラブル発生時の対処と検証方法

飲んで頭痛が出た場合はまず水分を摂り、落ち着ける場所で横になるなど一般的な応急処置を行います。頻繁に起きる場合は以下の方法で原因を切り分けます。

  • 別の日に低アルコール(10〜12%台)、低硫黄表示の白を少量だけ試す。
  • 同じ日に赤ワインやスパークリングを試して反応が出るか確認する(体質判定の参考)。
  • 食事の有無や睡眠の状況も合わせて記録する。
  • 症状が重い、呼吸困難や蕁麻疹が出る場合はすぐに医療機関に相談する。

繰り返す場合は医師や専門家に相談し、必要であればアレルギー検査や食品不耐性検査を受けると原因特定が進みます。自己判断で特定成分の摂取を完全に避ける前に専門家の助言を得ることをおすすめします。

まとめ

  • 白ワインでも頭痛は起きる: 亜硫酸塩やヒスタミン、アルコール量など複数要因が関係する(出典: U.S. FDA、EFSA)。
  • 選び方で軽減可能: 低硫黄表示・低アルコール・軽めの白ブドウ品種(ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ等)を試す。
  • 飲み方が大事: 食事と一緒に、提供温度を守り、水分補給を行うことで症状が出にくくなる(出典: 日本ソムリエ協会)。

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