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オンラインワイン会の開き方|リモートで乾杯

オンラインワイン会の開き方|リモートで乾杯

リモートで乾杯するオンラインワイン会の開き方を、準備、温度管理、グラス選び、当日の進行まで具体手順でわかりやすく解説します。

オンラインワイン会の基本

オンラインワイン会は、離れた場所にいる参加者と同じ時間にワインを開けて楽しむ会です。対面の雰囲気を保つために、映像・音声の準備と進行の設計が重要です。まずは目的(気軽な交流かテイスティングか)を決め、参加人数と所要時間(60〜90分が目安)を決めましょう。

準備するものと設定

  • インターネット接続(有線推奨)
  • ウェブ会議サービス(Zoom等)のアカウント
  • カメラとマイク(ノートPCの内蔵でも可)
  • ワインオープナーとコルク抜き
  • グラス(チューリップ型/バルーン型/フルート型)
  • タイマーまたは時計
  • 保冷アイテム(ワインクーラーや氷水)

機材と接続チェック

事前に接続テストを行い、カメラの位置は胸元〜テーブルが映る高さにしましょう。ライトは顔が暗くならないように正面から当てると、表情が伝わりやすくなります。音声が聞こえにくい場合はヘッドセットを用意してください。

グラスとサーブ温度の準備

あらかじめ参加者にグラスの種類と温度目安を共有しておくと、当日の味わいが揃いやすくなります。グラスはワインタイプに合わせて選び、温度は以下の表を目安に用意してください。

ワインタイプ適温(目安)推奨グラス簡単な冷却目安
フルボディ赤ワイン16〜18℃チューリップ型冷蔵庫から出して30分前に室温へ
ミディアムボディ赤ワイン14〜16℃チューリップ型冷蔵庫から出して20〜30分前に室温へ
ライトボディ赤ワイン12〜14℃バルーン型冷蔵庫から出して20分前に室温へ
フルボディ白ワイン10〜12℃チューリップ型冷蔵庫で冷やし、飲む直前に取り出す
ライトボディ白ワイン8〜10℃チューリップ型冷蔵庫でよく冷やす
スパークリングワイン6〜8℃フルート型冷蔵庫で3時間以上、または氷水に20〜30分
甘口・デザートワイン6〜8℃チューリップ型または小杯冷蔵庫でよく冷やす

温度が低いと渋みや苦味が強調され、温度が高いとアルコール感が立ちやすくなります。適温で飲むことで、ワイン本来の香りと味わいのバランスが最も良く感じられます。

ワイン選びと温度の実践ガイド

目的に合わせてワインを選びます。会話中心ならデイリー型の白ワインやライトボディ赤ワインを複数本用意すると回しやすいです。テイスティング中心ならタイプを絞り、同一品種や同一産地で比較できるようにします。温度管理は大きく味に影響するため、参加者には事前に冷却方法と目安時間を伝えておくと安心です。

  • 冷蔵庫:白ワインは飲む直前まで冷蔵庫で保管。スパークリングは3時間以上冷やす。
  • 氷水(氷+水):急冷に最適。20〜30分で適温に近づく。
  • クーラースリーブ:冷凍庫で凍らせて巻くだけで保冷可能。
  • 冷凍庫:短時間の急冷なら10〜15分。ただし忘れると凍るため注意。
  • 代替案(器具がない場合):氷をビニール袋に入れてボトルに巻き付ける、冷たい飲料を並べてボトルを共に冷やす。

当日の進行手順(具体的)

  • 開始10分前:ホストは接続と音声を最終確認。参加者にグラスとワインを準備してもらう。
  • オープニング(5〜10分):乾杯の挨拶と今日のテーマを紹介。各自簡単な自己紹介を促す。
  • テイスティング1(15〜20分):ワインの色、香り、味わいを順に共有。ホストはキーワードを投げかける。
  • 休憩(5分):軽いおしゃべりや飲み替えタイム。
  • テイスティング2(15〜20分):別タイプや比較対象を開ける。感想を順番に共有する。
  • クロージング(5〜10分):感想をまとめ、次回の案内や解散の挨拶。

進行では時間管理を徹底します。各セクションに明確な時間配分を示し、余裕を持たせると参加者がリラックスできます。ホストは話題提供(産地、ぶどう品種、ペアリング案)を用意しておくと会が盛り上がります。

やってはいけないこと・失敗回避

  • 赤ワインを日本の高い室温(25〜30℃)のまま放置する:対策は飲む前に冷蔵庫で30分〜1時間冷やす。
  • 白ワインを冷やしすぎる:高級な白は10〜12℃が適温。冷蔵庫から出して5〜10分置く。
  • スパークリングを温かいまま開ける:6〜8℃を目安に冷やし、開けた後も保冷を続ける。
  • 氷を直接大量に入れて希釈する:風味が薄まるので基本的に避ける。どうしてもなら少量にとどめる。
  • 進行が長引いてワインが温度変化する:ワインクーラーや氷水で保冷し続ける。

代替案と便利グッズ

専門器具がない場合でも工夫でカバーできます。氷水は最も簡単で効果的です。保冷スリーブやクーラーバッグは安価で携帯性に優れます。正確な温度が気になる場合はワイン用温度計を1本持っておくと便利です。ビデオはスマートフォンを横置きにしてスタンド代わりの本を使うだけでも改善します。

まとめ

  • 事前準備で成功率が上がる:接続テスト、グラスと温度の共有、進行プランを用意する。
  • 温度管理が味を左右する:タイプ別の適温(例 フルボディ赤16〜18℃、ライトボディ白8〜10℃、スパークリング6〜8℃)を守る。
  • 失敗は代替案で回避できる:氷水やクーラースリーブ、簡単なカメラスタンドの工夫で質を保つ。

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