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英語のワインリストの読み方|海外レストラン対策
海外レストランで英語のワインリストを素早く読み解き、適切に注文する方法を具体的手順と温度・グラス選びまで分かりやすく解説します。
英語のワインリストの基本構成
英語のワインリストは一般に列ごとに情報が並びます。左から「品種(Varietal)」や「産地(Region)」「ヴィンテージ(Vintage)」「グレードやキュヴェ名」「価格」「アルコール度数(ABV)」が表示されることが多いです。例として「2018 Pinot Noir, Willamette Valley, 13.5%」は「2018年のピノ・ノワール、ウィラメット・ヴァレー産、アルコール度数13.5%」と読みます。
メニュー上で注目すべき英語ワード
- By the glass / Glass:グラス提供の表示。グラスから選ぶ場合に確認する
- Bottle / Btl:ボトル提供。人数や飲みたい量で選ぶ
- Vintage(年号):収穫年。年による気候差が味に影響する
- Varietal(品種名):ピノ・ノワール、シャルドネ等。品種の特徴を想像する手がかり
- Region(地域):産地。気候や土壌の傾向で味の方向性が分かる
- ABV(Alcohol by Volume):アルコール度数。強めだと温度でアルコール感が目立ちやすい
注文時に使える英語フレーズ
- Could I see the wine list, please?:ワインリストを見せてほしい
- Do you have this by the glass?:これをグラスでありますか?
- Is this full-bodied or light-bodied?:これはフルボディですか、それともライトボディですか?
- Could you recommend something similar but lighter?:同じ系統でより軽めのものはありますか?
- Would you mind serving this slightly cooler/warmer?:少し冷やして/温めて出してもらえますか?
ワインの温度についての基本
"温度が低いと渋みや苦味が強調され、温度が高いとアルコール感が立ちやすくなります。適温で飲むことで、ワイン本来の香りと味わいのバランスが最も良く感じられます。
タイプ別の適温とグラス選び
| タイプ | 適温 | グラス |
|---|---|---|
| フルボディ赤 | 16-18℃ | チューリップ型 |
| ミディアムボディ赤 | 14-16℃ | チューリップ型 |
| ライトボディ赤 | 12-14℃ | バルーン型 |
| フルボディ白 | 10-12℃ | チューリップ型 |
| ライトボディ白 | 8-10℃ | チューリップ型 |
| スパークリング | 6-8℃ | フルート型 |
| 甘口・デザートワイン | 6-8℃ | チューリップ型 |
レストランで温度やグラスを確認する具体的手順
- ワインがテーブルに出る前にラベルと表示を確認する。ヴィンテージと品種、ABVをチェックする
- サーバーが試飲用に注ぐ場合は、香り(グラスを軽く回し鼻を近づける)と温度を確認する
- 温度が気になる場合は「Could you check the temperature?」と頼む。温度計が無い場合は店舗のスタッフに相談する
- 飲み始めの温度が高い、または低いと感じたら遠慮なく「Could you chill it a bit?」や「Could you warm it slightly?」と依頼する
専門器具がない場合の代替方法
- 氷水(氷+水)にボトルを20〜30分浸ける:速く冷やす定番法
- 冷蔵庫に入れておく時間の目安:スパークリングは3時間以上、白は1〜2時間、赤は冷蔵庫で30分程度
- 温度計が無くても判断する方法:白は「冷たいが痛くない」程度、赤は「ひんやりする」程度が目安
- クーラースリーブや保冷バッグがあればテーブル上でも保冷できる
やってはいけないこと(失敗回避)
- 冷凍庫に長時間入れて凍らせる:破損や風味の劣化につながる
- 氷だけで急冷してそのまま飲む:溶けた水で薄まるので本格的には避ける
- 赤ワインを暑い室温(25〜30℃)で放置する:アルコール感が目立ちやすくなる
- 高級白ワインを極端に冷やしすぎる:香りが閉じてしまう
よくある失敗と対策
失敗例として、赤ワインをそのまま室温で出され口当たりが重く感じるケースがあります。対策は冷蔵庫で短時間冷やすか、グラスを手で包んで軽く温めて香りを引き出す方法です。逆に白ワインを冷やしすぎて香りが感じられない場合は、5〜10分置いて温度を上げると良いでしょう。
読みやすさを上げるための実践チェックリスト
- 品種が書かれているか確認する(分からない品種はスタッフに尋ねる)
- 産地で味の方向性を想像する(涼しい産地=酸が立ちやすい等)
- ABVを見て強さを想像する(高めなら温度をやや低めにすると良い)
- グラス提供かボトルかを確認し、人数と量で選ぶ
まとめ
- 英語のワインリストは「品種・産地・ヴィンテージ・ABV・提供形態」の順に読むと判断しやすい
- ワインタイプに合った温度(例: フルボディ赤16-18℃、スパークリング6-8℃)とグラス(チューリップ型/バルーン型/フルート型)を意識する
- 温度調整は氷水、冷蔵庫、クーラースリーブで対応可能。やってはいけないことを避ければ失敗は減らせる