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BYOとは|持ち込み可能な店の探し方と作法

BYOとは|持ち込み可能な店の探し方と作法

BYO(Bring Your Own)は自分のワインを店に持ち込む文化です。探し方、マナー、温度管理やグラス選びまで初心者向けに実践手順で解説します。

BYOとは

BYO(Bring Your Own)は、自分のワインをレストランやバーに持ち込んで飲むことを指します。国や店舗ごとにルールが異なりますが、共通するポイントは事前確認と店への配慮です。持ち込み可の店ではオリジナルのワインを料理と合わせて楽しめます。

持ち込み可能な店の探し方

  • ウェブサイトやSNSで「BYO」「持ち込み可」を検索する。口コミや写真で実際の対応を確認する。
  • 電話またはメールで事前に確認する。何名で、何本持ち込むかを伝える。
  • 予約フォームや予約時の備考欄に持ち込み希望を記載する。返答がない場合は当日持ち込まない。
  • メニューにコルケージ(持ち込み料)やワインリストの有無が掲載されているかを確認する。記載がない場合は必ず問い合わせる。

BYOの作法とマナー

到着前と到着時の手順

事前連絡で了承を得たら、到着時に担当スタッフに声をかけてワインを預けます。ボトルは汚れのない状態で持参し、コルケージの支払い方法やグラスの数を確認しましょう。店側がサービスする場合は抜栓やサーブのタイミングをスタッフに一任します。

グラスの選び方と扱い

持ち込み時は店のグラスを使うのが一般的です。グラス形状の標準ガイドに従うと、合わせやすくなります。フルボディ赤はチューリップ型、ライトボディ赤はバルーン型、白ワイン全般はチューリップ型、スパークリングワインはフルート型を基準に確認してください。

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温度が低いと渋みや苦味が強調され、温度が高いとアルコール感が立ちやすくなります。適温で飲むことで、ワイン本来の香りと味わいのバランスが最も良く感じられます。

温度管理と実践的なコツ

持ち込みの際は適温でサーブできるかを事前に相談しましょう。店に温度管理用のワインクーラーや氷水があれば利用をお願いできます。温度計がない場合の判断基準や代替手段も覚えておくと安心です。

タイプ適温推奨グラス冷やし方目安
フルボディ赤16-18℃チューリップ型冷蔵庫から出して30分程度、急冷は氷水で10秒ほど浸す
ミディアムボディ赤14-16℃チューリップ型冷蔵庫から出して20-30分程度
ライトボディ赤12-14℃バルーン型冷蔵庫から出して20分程度
フルボディ白10-12℃チューリップ型冷蔵庫でしっかり冷やし、飲む直前に取り出す
ライトボディ白8-10℃チューリップ型冷蔵庫でよく冷やす
スパークリングワイン6-8℃フルート型冷蔵庫で3時間以上、または氷水に20-30分

温度が分からないときの対処法

温度計がないときは、ボトルを手で触って判断します。白ワインは「冷たいが冷たすぎない」程度、赤ワインは「ひんやりする」程度が目安です。急冷が必要な場合は氷水(氷+水)にボトルを浸す方法が最も効率的です。

失敗しないための注意点

  • 無断で店に持ち込む。事前確認を必ず行う。
  • 高級ワインを過度に冷やす。特に白ワインは冷やしすぎると香りが閉じる。
  • ボトルのラベルやコルクを汚したまま渡す。清潔にして持参する。
  • 開栓後に店の指示を無視してグラスを交換するなど、サービスの流れを乱す。

実践的なチェックリスト(当日用)

  • 予約確認と持ち込みの了承メールやメッセージを保存する。
  • 何本持ち込むか、誰が飲むかを明確にして伝える。
  • コルケージの有無と支払い方法を確認する(価格帯で示されている場合はその範囲を参考に)。
  • グラス形状の希望があれば事前に伝える。
  • 温度管理が必要かを相談し、氷水やワインクーラーの用意を依頼する。

専門器具がない場合の代替案

ワインクーラーやワインサーモメーターがない場合の代替案を用意しておくと安心です。急冷は氷水(氷+水)にボトルを浸すこと。冷凍庫に入れる場合は短時間にし、凍結の危険があるため忘れずにタイマーを使ってください。グラスが足りないときは、香りを閉じないよう広めのチューリップ型やバルーン型を共有するなど工夫しましょう。

よくあるケース別の対応例

ケース1: 店がコルケージを請求する場合は支払いに同意するか、店のワインを頼むかを選びます。ケース2: 店に適切なグラスがない場合は、持参したワイングラスを許可してもらえるか事前に相談します。ケース3: 温度調整が難しい場合は、グラスを交換して温度変化を楽しむ方法や、少量ずつ注いで温度の変化を観察する方法があります。

まとめ

  • 事前確認が最優先:持ち込み可否、コルケージ、グラスと温度の対応を必ず確認する。
  • 適温とグラスで味わいが変わる:ワインタイプごとの適温(例: フルボディ赤 16-18℃、スパークリングワイン 6-8℃)と推奨グラスを意識する。
  • マナーを守る:無断持ち込みや過度な冷却は避け、スタッフと協力して抜栓・サーブを行う。

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