EyeCatch

2025.04.06

ニュース

安ワイン「ペトリュス・ランベルティーニ」巡る訴訟、ペトリュスの控訴を却下

メルロの最高峰ペトリュスが、「ペトリュス」をブランド名に取り込んだ安いネゴシアンワインの生産者と商標権をめぐって争っていた訴訟で、ボルドーの最高裁判所は、名称使用の差し止めを求めたペトリュス側の訴えを却下した。

Petrus vs. Petrus⁉️ ワイン業界を揺るがす“名前バトル”の行方は…

ボルドー右岸の伝説的メルロ「ペトリュス」が、ある“格安ワイン”のブランド名をめぐって10年以上にわたる法廷闘争を繰り広げていたのをご存じですか?

その判決がついに下りました…!

⚖️ 判決:「混乱するほど似てない」として棄却!

事の発端は、**「Petrus Lambertini No.2」**というネゴシアンワイン🍷(CGM VINSが販売)に、「ペトリュスのセカンドワインと誤解される」と本家ペトリュス側が異議を唱えたことから始まります。

  • 「Petrus Lambertini」は1208年のボルドー初代市長の名前にちなんだもので、CGM側は2010年に商標登録済み。
  • ペトリュス(ムエックス家)は2011年に訴訟を提起。
  • 一審ではペトリュス勝訴、しかし控訴審では**「ラベルの違いが明確」**としてCGMが逆転勝訴。

そして迎えた最終審、2024年6月12日、ボルドーの最高裁判所は…

**「常識あるワイン愛飲者なら混同しないでしょ」**とあっさり棄却💥

🧨 ペトリュス側、当然ながら猛反発

ペトリュスを所有するムエックス家はこの判決に猛抗議🔥

商品情報が見つかりませんでした

と声明を発表。まさにこの**“名前バトル”**、まだまだ続くかもしれません…!

🍇 そもそも「Petrus Lambertini No.2」って?

■ ブライ(右岸)のネゴシアンCGM VINSが手がけるコート・ド・ボルドーのブレンドワイン

■ 商標登録は2010年

■ 本家ペトリュスとはまったく無関係ながら、“Petrus”の名を冠したことで注目(と物議)を集めたワインです

📝 編集後記:ワインラベルは名前が命⁉️

今回の一件は、**「ネーミングの影響力」「ブランド保護の難しさ」**を改めて浮き彫りにしました。

特にペトリュスのような“世界的アイコン”にとっては、一文字の差も許されないのが現実…。

📣 今後の展開にも注目です!💥

あなたなら、ラベルだけで「どのペトリュス」か見抜けますか?🧐🍷